今回の画像は、サンデン交通の３００３です。
１９９３年に導入されたと思われるＵＡシャーシのＢ－Ⅰ(58MC)で、北浦営業所に所属しています。このグループがサンデン交通の５８ＭＣのボディとしては最後の導入であり、3001～3004までの4台が在籍しています。この車輌は北浦営業所の所属なので、北浦営業所が担当している各線で使用されています。撮影時は【唐戸・東駅・松風町経由横野行き】の幕を出していましたけど、方向が違うので、恐らく下関駅南の駐車場に向かう途中と思われます。そして、次に入る便が松風町経由横野行きなのかと。
この車輌の両側面には、今のところ日本最西端のご当地ナンバーである下関ナンバーの広告ラッピングがされています。サンデン交通の場合は山口ナンバーの時に導入された車輌を含めて下関市内の営業所(東駅・北浦・彦島・小月・新下関)に所属している車輌は全て下関ナンバーに取り替えられているので、ここまでするのは珍しいのではないかと思います。ただし長門分所は下関市内ではないので、山口ナンバーのままです。因みに、富士急グループも対象地域の車輌については富士山ナンバーに取り替えていたでしょうか。
方向幕は３面に設置されており、側面窓は銀色の２段サッシになっています。ドアについては前ドアが２枚折戸、後ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内はドア付近が1＋1列、それ以外は2＋1列の座席配置になっています。車内の運賃箱は今年に入ってから、一部の車輌と同様に新型のものに取り替えられているようです。
