今回の画像は、九州産交バスの741です。
2009年の末頃に京浜急行バスから移籍してきたと思われるキュービックです。交通センター到着後、交通センター始発の植木・来民バイパス経由の山鹿温泉行き京7系統で使用されていたようなので、所属については山鹿営業所でしょうか。産交における京急バスからの移籍車は中ドアが引き戸の車輌が多いイメージですが、この車輌は中ドアに4枚折戸が採用されています。
側面の1番窓が固定窓になっていることから、京急バス在籍時はそこに方向幕が設置されていたと思われますが、移籍の際に場所は中ドアのすぐ前の部分に移設され、表示器自体も方向幕からLEDに改造されています。行き先表示の方向幕は3面に設置されており、後部のLEDについては産交では標準的な大型のものが採用されています。
側面窓には逆T字窓が採用されており、スモークフィルムは移籍の際に貼られたのでしょうか。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1+1列中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。座席自体はハイバックタイプのものが採用されているようです。