今回の画像は、中鉄バスのNO.9102です。
社番から判断すると1991年に導入されたと思われるブルーリボンで、岡山営業所に所属しています。この年に導入された車輌は9m級大型車が主流で、この車輌もそのうちの1台です。撮影時は「リサーチパーク行き」で使用されていましたが、リサーチパークは中鉄バス岡山営業所の最寄り停留所だったと思います。
方向幕は前面と側面中ドア横に設置されていますが、後部に方向幕は設置されていません。側面の方向幕は小型のものが採用されています。側面窓は銀色の2段サッシになっています。ドアについては、前ドア・中ドア共に2枚折戸が採用されています。塗装はお馴染みの塗装になっており、最近の車輌では省略されている中ドア付近の斜めの帯もあります。
床はツーステップで、車内は2+2列が中心の座席配置になっており、シート自体も赤色系のモケットのハイバック式のシートが採用されています。Harecaでの運賃支払いは出来ず、定期券や現金の他には中鉄バス発行のバスカードが使用可能です。その為、前面と側面の中ドア横には岡山市内では中鉄バス以外に殆ど見かけなくなった「バスカード取扱車」のステッカーが貼られています。