今回の画像は、阪急バスの2939です。
2009年式だと思われるエアロスターで、茨木営業所に所属しているようです。阪急バスは西工ボディ車が多く在籍していますけど、最近は三菱ふそう・日野・いすゞのシャーシでも純正ボディ車を多く導入しているようですね。そういえば、エアロスターでも西工ボディのエアロスターSについては導入されていないように思います。三菱ふそうのシャーシでも西工ボディを採用しているシャーシはKL-代まで結構いるので、エアロスターSを導入しないのは個人的に意外なように思います。
カラーリングは阪急バスの一般路線用の標準塗装が採用されていますが、この車輌は後輪に巻き込み防止用のカバーが取り付けられているのが特徴でしょうか。関西で巻き込み防止カバーを採用しているのは近鉄バスか大阪市交通局のイメージが強く、阪急バスの車輌でも採用しているのは少数派のようですね。
行き先表示のLEDは3面に設置されており、側面のLEDについては阪急バスでは標準的なフリーパターン式のものが採用されています。床はワンステップで、ドアは前ドアに2枚折戸、中ドアに引き戸が採用されています。戸袋部分の窓には広告が貼られており、これは阪急バスの一般路線車では比較的多く見られます。車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。