今回の画像は、南国交通の516です。
装着されている「鹿児島22ナンバー」から判断すると1992年式だと思われるキュービックです。撮影時は天文館・鹿児島中央駅・田上・池田高校前経由の石谷行きで使用されていました。南国交通ではキュービックを多く見かける印象が個人的にはあります。
カラーリングは南国交通の一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前側)・後部の3箇所に設置されていますが、後部の方向幕については“南国交通”の固定表示になっている可能性が高そうです。前面の窓には方面毎の番号を掲示しています。側面窓にはメトロ窓を採用しているのが鹿児島のバスらしい特徴でしょうか。
ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の南国交通では標準的な組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートについてが赤色系のモケットのハイバックシートが採用されています。日本バス協会のステッカーは側面の方向幕の下の窓部分に貼られているのも確認できます。