今回の画像は、九州産交バスの3098です。
1996年式だと思われる日野・セレガで、熊本営業所に所属しているようです。撮影時(2010年1月中旬)には熊本と鹿児島を結ぶ“きりしま号”で使用されていましたが、今年6月からきりしま号の産交便も鹿児島側の事業者に合わせて4列シート車を使用しており、それとほぼ同時期に3列シート車での運用になった“ぎんなん号”でこの車輌は使われるようになっているようです。
カラーリングは産交の高速バス用車輌では標準的なサンライズカラーになっています。行き先表示の方向幕は前面の行灯部分、側面のドア横腰部・後部の3箇所に設置されています。それに加えて団体名挿しの部分に愛称である“きりしま号”と表示していました。
側面窓は全固定窓になっており、ドアはスイング式が採用されています。車内は横2+1列の偏心3列シートが縦に10列並んでおり、運転席側の中央床下にはトイレも設置されています。車内前方にはデジタル式の運賃表も設置されていると思われます。日本バス協会のステッカーはドア横に貼られているのも確認できます。