今回の画像は、広島バスの316です。
2002年頃に東京都交通局(都営バス)から移籍してきたと思われる日産ディーゼルUシャーシの7Eです。撮影時は広島駅始発で八丁堀・紙屋町・市役所前・ベイシティ宇品・広島港経由のプリンスホテル行き21-2号線で使用されていました。広島バスには都営バスからの移籍車でも都市新バス仕様の車輌も在籍していますが、この車輌は通常仕様の車輌になっています。
カラーリングは広島バスにおけるツーステップバス用の標準塗装になっています。方向幕は前面・側面(前ドアのすぐ後ろ)・後部の3箇所に設置されており、広島バスでは中乗りが基本ですが側面の方向幕の位置は前乗りが基本の都営バスと同じ位置に設置されています。通常仕様の車輌ということで、側面窓も2段窓になっています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。尺が短尺なのも都営バスからの移籍車の特徴でしょうか。床はツーステップで、車内は赤色系のモケットが張られたシートが並んでおり、シート自体は増設されていると思われます。PASPY等のICカードでの運賃支払いにも勿論対応しており、前面・側面(中ドア横)にはそのステッカーが貼られているのも確認することが出来ます。