今回の画像は、大分交通の47です。
2000年式だと思われるエアロバスシャーシのS型で、大分営業所に所属しています。この車輌は導入当初は大分と福岡を結ぶ「とよのくに号」の各停便を中心に運用されていたようですが、現在は大分と広島を結ぶ「別府ゆけむり号」の専用車として活躍しています。別府ゆけむり号は珍しく途中フェリーを利用する高速バスとして有名でしょうか。また、この車輌が広島で定期的に見ることが出来る唯一のS型になると思います。
カラーリングは高速バス用の標準塗装になっていますが、現在は画像のように側面・後部が「別府ゆけむり号」の専用ラッピングが貼られており、途中経由する豊後高田をアピールしています。行き先表示は前面の行灯部分・側面(ドア横の腰部)・後部の3箇所に設置されています。
側面窓は全てT字窓で、ドアは折り戸になっています。車内は横2+2列のリクライニングシートが縦に10列並んでおり、運転席側の中央床下にはトイレが設置されています。日本バス協会のステッカーについては1番窓に貼られているのも確認することが出来ます。