今回の画像は、岡山電気軌道の514です。
2010年式だと思われる三菱ふそう・エアロスターで、岡南営業所に所属しています。この車輌は岡電バスの中でも最近のグループで、同時期にこの車輌を含めて3台が入り、2台が岡南営業所、1台が津高営業所に振り分けられています。尺は標準のM尺が採用されています。
カラーリングは両備グループのデザイン顧問である水戸岡鋭治氏がデザインした現行塗装になっており、非常にシンプルな印象。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、側面のLEDは岡電バスでは標準的なフリーパターン式のものが採用されています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸になっており、最近はワンステップバスでも中ドアに引戸を採用する事業者が多い中で、4枚折戸は珍しい印象。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1+2列中心で車椅子固定部分は1人掛け、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっています。座席のモケットは最近の両備グループの車輌では標準的な青色系のものが採用されています。