今回の画像は、サンデン交通の353です。
2004年式だと思われるエアロスターで、東駅営業所に所属しているようです。普段は下関駅~山口宇部空港・フジグラン宇部線の特急バスで使われていますが、撮影時は宇部中央始発で小野田駅・埴生・小月駅・長府駅前・城下町長府・唐戸経由の下関駅行きで使われていたようです。サンデン交通では昼行高速車が間合い運用で一般路線で使われることがありますが、これを見た時は少し驚きました。
また、サンデン交通の昼行高速車は西工E型ボディ車が大半ですが、この353のようなエアロスターも2台のみ導入されており、2台とも下関駅~山口宇部空港線で主に使用されています。カラーリングは昼行高速バス用の標準塗装になっていますが、現在は側面・後部にANAの広告ラッピングがされており、空港方面への路線には最適のラッピングだと思います。なお、ANAのラッピング車はサンデン交通の一般路線車にも貼られています。
行き先表示のLEDは前面のヘッドライトの間、側面のドア横腰部、後部の窓部分の3箇所に設置されています。ドアは折戸で、側面窓はT字窓(最後部は固定窓)が並んでいます。車内は2+2列のリクライニングシートが並んでおり、補助席も設定されていると思われます。シートのモケットには青色系の下関柄のものが採用されているようです。日本バス協会のステッカーは側面の1番窓に貼られているのも確認できます。