今回の画像は、ことでんバスの347です。
2008年頃に阪急バスから移籍してきたと思われるエアロスターシャーシのB-Ⅱ(58MC)です。撮影時は瓦町始発で高松駅・瀬戸内町・中央卸売市場前を経由するイオン高松ショッピングセンター行きで使用されていました。ことでんバスは一般路線用の新車では中型車を中心に導入していますが、大型車は移籍車で賄っており、阪急バスの他にも名古屋市交通局や神戸市交通局から移籍してきた大型車も在籍しています。
カラーリングはことでんバスの一般路線用の標準塗装になっており、以前はレオパレス21の広告ラッピングがされていたこともあったようです。行き先表示の方向幕は前面・側面(後ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、側面の方向幕はことでんバスでは標準的な小型のものが採用されています。
側面窓は逆T字窓になっています。ドアは前ドアが2枚折戸、後ドアが引き戸の組み合わせになっており、後ドアには明かり窓が付いているのが特徴的でしょうか。床はツーステップで、車内は1+2列中心の座席配置になっていると思われ、シート自体は阪急バス在籍時と変わっていないようです。日本バス協会のステッカーは前ドアと側面窓の間に貼られているのも確認できます。