今回の画像は、長崎県交通局の7A11です。
1995年式だと思われる日野・ブルーリボンHTで、矢上営業所に所属しているようです。撮影時はつつじが丘・矢上・中川町・中央橋・市役所前経由の長崎駅前行きで使用されていました。同時期には同じシャーシで西工ボディ車も導入されていますが、この車輌は純正ボディでの導入になっています。
カラーリングは県営バスの一般路線用車輌では標準的な真っ赤な塗装になっており、キャラクターのポポルも描かれています。行き先表示のLEDは前面・側面(後ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、この車輌の導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLEDに改造されています。県営バスでは方向幕からLEDへの改造はあまり多くないので、見かける機会は少ない印象。
側面窓は銀サッシの2段窓で、ドアは前ドア・後ドア共に2枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには赤色系のものが採用されているようです。日本バス協会のステッカーについては側面窓の1番前に貼られているのも確認できます。