今回の画像は、広島バスの373です。
装着されている「広島200ナンバー」から判断すると、2009年頃に東急バスから移籍してきたと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの7Eで、大州営業所に所属しているようです。撮影時は八丁堀・紙屋町・市役所前・御幸通経由の広島港行きの21-1番で使用されていました。
カラーリングは広島バスのツーステップバスで採用されている標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、側面の行き先表示については東急バス在籍時は前ドアのすぐ後ろに設置されていましたが、広島バスは中乗りが基本なので、乗客にとって見易い現在の位置に移設されています。側面窓には黒サッシの2段窓が採用されています。
前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内については中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろが2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには赤色系のものが採用されており、東急バス在籍時と比べると座席は増設されているようです。PASPY等のICカードでの運賃支払いも可能になっており、前面・側面(中ドア横)にはそのステッカーが貼られています。