今回の画像は、広島電鉄の23965です。
装着されている「広島22ナンバー」から判断すると、1988年式だと思われる日野・ブルーリボンHUです。撮影時は広島駅始発で八丁堀・立町・本川町・大宮・上安駅・安佐動物公園経由のあさひが丘行きで使用されていました。製造から既に20年以上が経過しており、広電バスの車輌の中でも古い車輌になるのではないかと思われます。
カラーリングは広電バスの一般路線用の標準塗装になっており、側面にはこころ住宅展示場の広告が取り付けられています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、側面の方向幕は広電バスでは標準的な窓1枚分の大型のものが採用されています。側面窓にはメトロ窓が採用されており、この頃の広電バスの一般路線用車輌では標準的な印象。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は緑色系のモケットのハイバックシートが採用されているようです。PASPY等のICカードでの運賃支払いも可能になっており、前面・側面にそのステッカーが貼られているのも確認できます。