今回の画像は、大阪市交通局の30-0090です。
局番などから判断すると、2000年式だと思われる日野・ブルーリボンで、側面窓に貼られているステッカーによると中津営業所に所属しているようです。撮影時は大阪駅前始発で済生会病院前・十三・加島・加島駅前経由の神崎橋行き97系統で使用されてました。大阪市営バスでは数が減ってきているツーステップ車で、この車輌も大阪市営バスでの活躍はこの先あまり長くはないでしょうね。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、所属表記のステッカーは側面と後部の窓部分に貼られています。行き先表示の方向幕は前面・側面(後ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。後輪には巻き込み防止カバーが取り付けられており、これも大阪市営バスの車輌らしい特徴でしょうか。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、後ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛けと横向きシートが組み合わされた座席配置になっているようです。シートのモケットには緑色系のものが採用されています。PiTaPa等のICカードでの運賃支払いも可能になっており、側面の後ドア横にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。