今回の画像は、九州産交バスの3150です。
装着されている「熊本22ナンバー」から判断すると、1997年式だと思われるいすゞ・キュービックで、山鹿営業所に所属しているようです。撮影時は山鹿バスセンター始発で日置・植木・NTT研修センター経由の交通センター行き京5系統で使用されていました。同時期には同シャーシで西工ボディ車も導入されていますが、この車輌は純正ボディでの導入になっています。
カラーリングは産交の一般路線用の標準塗装になっており、側面窓には「アイドリングストップバス」の文字が入っているのも確認できます。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、後部の方向幕には前面のもの並の大型のものが採用されています。
側面窓は逆T字窓で、ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会のステッカーは前ドア横の腰部に貼られているのも確認できます。