今回の画像は、大分交通のOI551です。
装着されている「大分22ナンバー」から判断すると、1989年式だと思われるいすゞ・LRで、大分営業所に所属しているようです。撮影時はどの系統かは分かりませんが、大分駅行きで使用されていました。大分交通の一般路線用車輌の中でもかなり古い車輌で、現在も大分交通で使われているとしても、この先の活躍はあまり長くはないでしょうね。
カラーリングは一般路線用の標準塗装が採用されています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLEDに改造されています。側面の方向幕は元々中ドア横の腰部に設置されていましたが、LED化改造の際にLEDは窓部分に取り付けられ、従来の方向幕だった部分については「大分交通」の表示で固定されています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドア・中ドアは共に2枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。日本バス協会のステッカーは側面窓の1番前に貼られているのも確認することが出来ます。