今回の画像は、岡山電気軌道の919です。
装着されている「岡山22ナンバー」から判断すると、1992年式だと思われるエアロスターシャーシのB-Ⅱ(58MC)で、岡南営業所に所属しているようです。撮影時は北長瀬駅前始発で平田中央・今5丁目・おおもと病院前・岡山駅経由の天満屋行き23番で使用されていました。
以前のカラーリングは旧塗装でしたが、現在は画像のように両備グループのデザイン顧問である水戸岡鋭治氏がデザインした現行塗装に塗り替えられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、側面のLEDは岡電では標準的なフリーパターン式のものが採用されています。導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLEDに改造されています。
側面窓は銀サッシの逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シート自体は背もたれが高めのものが採用されているようです。Hareca等のICカードでの運賃支払いも勿論可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。