今回の画像は、熊本電気鉄道の3214です。
装着されている「熊本22ナンバー」から判断すると、1998年式だと思われるエアロスターシャーシのB-Ⅰ(96MC)です。撮影時は外沖始発で化血研前・三軒町・藤崎宮前・水道町・交通センター経由の熊本駅行き北4系統で使用されていました。
カラーリングについては一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。後部のLEDには電鉄バスでは標準的な前面のもの並の大型のものが採用されているようです。側面窓には逆T字窓が採用されています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シート自体は赤色系のモケットの背もたれが高めのものが採用されているようです。日本バス協会のステッカーは前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。