今回の画像は、サンデン交通の5014です。2007年頃にサンデン交通にやってきたと思われるいすゞ・キュービックで、彦島営業所に所属しているようです。撮影時は下関駅始発で厳島神社前・丸山町・西の端・市役所前経由唐戸行きの高尾線で使用されていました。この車輌は国際興業バスからの移籍車で、サンデン交通には国際興業バスからの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、移籍の際にLEDに改造されています。行き先表示器の周囲が青い野は国際興業バスからの移籍車の特徴でしょうか。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっており、中ドアより前には一部横向きシートもあります。シート自体は下関柄のモケットのハイバックシートになっているようです。日本バス協会のステッカーについては中ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。