今回の画像は、ことでんバスの300です。
型式に関しては「U-MS826P」だと思われるエアロバスです。型式の割にナンバーがかなり新しめですが、この車輌は自社発注車ではなく、名鉄グループの知多乗合(知多バス)からの移籍車のようで、連番の301も元知多バスのエアロバスです。知多バスで導入された当初は貸切バスで使用されていたようです。現在300・301は共に高松市内と高松空港を結ぶ空港リムジンバスで活躍しています。
カラーリングはエアポートリムジンの専用塗装になっており、爽やかな印象。行き先表示に関しては前面の行灯部分は「高松空港⇔高松駅」の固定表示、側面のドア部分にはサボが設置されており、後部に行き先表示の類は設置されていません。
側面窓は1・5番窓が固定窓、2~4番窓がT字窓の組み合わせになっています。車内は横2+2列のリクライニングシートが並んでおり、トイレは設置されていません。撮影時はカーテンが閉まっていたので見えませんが、ドア側の最前列部分は荷物置き場になっており、空港リムジンバスらしい特徴でしょうか。日本バス協会のステッカーは側面窓の1番前に貼られているのが確認できます。