今回の画像は、西鉄バス北九州の6695です。
社番等から判断すると、1992年式だと思われる日産ディーゼル・UAシャーシのB-Ⅱ(58MC)で、恒見自動車営業所に所属しているようです。撮影時は浅野始発で小倉駅バスセンター・三萩野・城野駅前・湯川・寺迫口・吉田団地経由の恒見営業所行き10番で使用されていました。同社の同年式車の中には既に廃車になっている車輌もいるようなので、この車輌もこの先の活躍はあまり長くは無いのではないでしょうか。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。側面のLEDの周囲が白いのが同社のLED化改造車の特徴でしょうか。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については側面のLED式行き先表示器の下の窓部分に貼られているのが確認できます。