今回の画像は、鹿児島市交通局の1016です。
装着されている「鹿児島22ナンバー」等から判断すると、1998年式だと思われる日野・セレガFDです。撮影時は鹿児島市内を巡る定期観光バスで使用されており、鹿児島市営バスの定期観光バスは2コースありますが、どちらで使われていたかは不明です。鹿児島市営バスの貸切車はあまり台数が多くなく、この1016は市営バスの大型貸切車の中では最新の車輌のようです。
この車輌は以前は桜島町営バスの車輌でしたが、桜島町が鹿児島市と合併したことにより、この車輌も鹿児島市交通局に転属し、塗装は桜島町営バス在籍時のままになっており、側面には桜島フェリーの広告が貼られているのも確認することが出来ます。行き先表示の方向幕などは設置されておらず、前面の行灯部分は「鹿児島市営」の固定表示になっています。
側面窓は1・5番窓が固定窓、2~4番窓がT字窓の組み合わせになっています。ドアはスイング式のものが採用されており、車内は横2+2列のリクライニングシートが縦に11列並んでいると思われます。車内にトイレは設置されていません。日本バス協会の会員証は側面1番窓に貼られているのが確認できます。