今回の画像は、芸陽バスの1470です。
装着されている「福山22ナンバー」から判断すると、1997年式だと思われるニューエアロスターで、三原営業所に所属しているようです。撮影時は三原営業所始発で三原駅・宮浦中央・田野浦小学校経由の青葉台行きで使用されていました。この車輌は三原市交通局が新車で導入した車輌で、三原市交通局の路線が芸陽バス等に移譲されたことに伴って、この車輌も芸陽バスに移籍しています。
カラーリングは導入当初は三原市営バスの標準塗装でしたが、移籍後に芸陽バスの現行塗装に塗り替えられています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ)に設置されており、後部に行き先表示の類は取り付けられていません。側面窓は2段窓になっており、ニューエアロスターで側面窓が2段窓の車輌は大変珍しいです。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シート自体は青色系のモケットのハイバックシートが採用されています。PASPY等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、側面の中ドア横にはそのステッカーが貼られています。