今回の画像は、岡山電気軌道の899です。
装着されている「岡山22ナンバー」等から判断すると、1990年式だと思われるエアロスターシャーシのB-Ⅱです。前面に小さな黄色いステッカーが貼られているので、津高営業所に所属しているようです。撮影時は岡山駅西口始発で高柳西町・西署前・花尻入口経由の神道山行き34番で使用されていました。34番の神道山行きは平日2往復、土日祝日4往復のみの運行で、本数は少ない印象。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われているようです。行き先表示が方向幕だった頃は側面の方向幕は小型のものが採用されているようです。側面窓は銀サッシの2段窓になっており、岡電バスでも2段窓の車輌は少なくなってきている印象。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。Hareca等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。