今回の画像は、サンデン交通の5009です。
装着されている「下関230ナンバー」等から判断すると、2007年頃にサンデン交通にやってきたと思われるいすゞ・キュービックで、北浦営業所に所属しているようです。撮影時は何処始発かは分かりませんが、山の田・東駅・新町四丁目・唐戸・入江口経由の下関駅行きで使用されていました。この車輌は国際興業バスからの移籍車で、サンデン交通には国際興業バスからの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装におり、現在ははまの宝石の広告ラッピングがされています。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、国際興業バスからの移籍車は行き先表示の周囲が青色になっているのが特徴的でしょうか。新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は逆T字窓で、移籍の際にスモークフィルムが貼られています。ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっており、中ドアより前には一部横向きシートもあります。シートのモケットは青色系の下関柄のものが採用されており、移籍の際に張り替えられています。