今回の画像は、徳島市交通局のI.51です。
車輌型式に関しては「P-LV214K」だと思われるいすゞ・キュービックです。撮影時は南海フェリー前始発で、安宅・徳島駅前・新町・佐古経由の上鮎喰行き4系統で使用されていました。この車輌は東京都交通局(都営バス)からの移籍車のようで、徳島市交通局の都営バスからの移籍車は通常仕様車も導入されていたようですが、この車輌は都市新バス仕様車です。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、いすゞ車らしく側面にはいすゞの広告も取り付けられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、移籍の際に方向幕からLEDに改造され、側面の行き先表示の位置は都営バスでは標準的な前ドア横から中ドアの後ろ側の窓部分に移設されており、側面窓の一番前の部分にはその名残があります。
側面窓は逆T字窓で、ドアは前ドアがグライドスライドドア、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっているでしょうか。日本バス協会の会員証は側面窓の一番前に貼られているのが確認できます。