今回の画像は、鹿児島交通の605です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2006年頃に鹿児島交通にやってきたと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの7Eで、鹿児島西営業所に所属しているようです。撮影時は天文館・鹿児島中央駅・田上・紫原・大学病院前経由の桜ケ丘五丁目行き19番で使用されていました。この車輌は西武バスからの移籍車で、短尺のH尺のようです。
カラーリングは椰子の木が散りばめられた鹿児島交通の一般路線車の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、移籍の際にLED化改造は行われていません。側面窓は銀サッシの2段窓になっています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は青色系のモケットのローバックシートが採用されているようです。日本バス協会の会員証については前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。