今回の画像は、芸陽バスの1211です。
装着されている「福山22ナンバー」等から判断すると、1993年式だと思われるエアロミディMKで、三原営業所に所属しているようです。撮影時は三原駅始発で新倉・沼田東団地・宮浦中央経由を経由して三原駅に戻ってくる循環線で使用されていました。この車輌は三原市交通局からの移籍車のようで、芸陽バスは日野車が大半の印象ですが、三原市交通局から路線・車輌を引き継いだことでふそう車もある程度在籍しています。
カラーリングは一般路線用の現行塗装になっており、三原市交通局から芸陽バスに移籍した後に現在の塗装に塗り替えられたようです。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ)の2箇所に設置されており、後部に行き先表示の類は取り付けられていないようです。
側面窓は黒色冊子の2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。PASPY等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られています。