今回の画像は、広島電鉄の59608です。
装着されている「広島22ナンバー」等から判断すると、1997年式だと思われるエアロスターで、仁保営業課に所属しているようです。撮影時は県庁前始発で八丁堀・広島駅・東本浦経由の仁保車庫行き4号線で使用されていました。個人的にエアロスターは大学病院行きの5号線で使われている印象が強いので、4号線で使われているのは少し意外な印象。
カラーリングは広電ではノンステップのエアロスターの初期車でしか採用されていない塗装になっており、この塗装はサンプルカラーの色違いのようです。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)の2箇所に設置されており、後部に行き先表示の類は取り付けられていないようです。
側面窓は逆T字窓で、初期のノンステップ車らしく前ドア・中ドア共にグライドスライドドアの組み合わせになっています。車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。PASPY等のICカードによる運賃支払いも勿論可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。