今回の画像は、土佐電ドリームサービスの14です。
装着されている「高知22ナンバー」等から判断すると、1988年式だと思われるエアロミディMKです。撮影時ははりまや橋・愛宕町二丁目・万々経由の奥福井行きで使用されていました。この車輌は土佐電鉄時代に導入されましたが、後に子会社の土佐電ドリームサービスに移管されています。
カラーリングは土佐電鉄時代から引き継いだままの塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)の2箇所に設置されており、後部に行き先表示の類は取り付けられていません。新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われており、この14のように製造から20年以上が経った車輌でもLED化改造が行われているのは高知らしいでしょうか。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドア・中ドア共に2枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには赤色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については中ドアの窓部分に貼られているのが確認できます。