今回の画像は、広島電鉄の９６７４７です。
装着されている「広島200ナンバー」等から判断すると、今年導入されたばかりだと思われるいすゞ・エルガミオです。撮影時は市役所前・明神橋経由の辰川行き9番で使用されていました。この車輌は呉市交通局の路線が広電に移管された後に導入された車輌で、呉エリアにはエルガミオが多く投入されているようです。
カラーリングは広電の一般路線用の標準塗装になっており、前面・側面・後部の3箇所には「ノンステップバス」の表記もあります。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。側面の行き先表示が戸袋内にあるのは珍しいように思います。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はノンステップで、車内は中ドアより前が1＋1 or 1＋2列、中ドアより後ろは2＋2列中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は最近の広電バスでは標準的な特注のハイバックシートが採用されているようです。PASPY等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られています。
