今回の画像は、鞆鉄道のF6-295です。
社番等から判断すると、2006年式だと思われるエアロバスで、福山営業所に所属しているようです。この車輌は福山~広島空港の空港リムジンバスで主に使用されているようです。鞆鉄道の車輌は社番でアルファベットの次が年式の下一桁なので、年式の特定がしやすいですね。
カラーリングは高速バス・貸切バスの標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面の行燈部分、側面のドア横腰部、後部窓部分の3箇所に設置されています。空港リムジン用らしく、直結式クーラーが採用されており、床下のトランクは3スパン確保されています。
側面窓は1~4番窓がT字窓、5番窓が固定窓の組み合わせになっています。ドアには折戸が採用されています。車内は横2+2列のリクライニングシートが11列並んでおり、トイレは設置されていないと思われます。福山~広島空港は所要時間が1時間程度なので、トイレがなくても問題はないでしょう。日本バス協会の会員証は側面窓の一番前に貼られているのが確認できます。