今回の画像は、高知県交通の197です。
2010年頃に高知県交通にやってきたと思われるエアロバスです。撮影時は高知駅始発ではりまや橋・美馬BS・阿波BS・上板BS・徳島大学前経由の徳島駅行き高知徳島エクスプレスで終点の徳島駅前に到着後、回送されるところでした。この車輌は阪急バスからの移籍車のようです。
カラーリングは高速バス用の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面の行灯部分のみに設置されており、側面は高知側ではない行き先を取り換えられるサボが設置されています。阪急バス在籍時は側面にも方向幕が設置されていたと思われますが、移籍の際に使用されなくなったようです。
側面窓は1・5番窓が固定窓、2~4番窓がT字窓の組み合わせになっています。クーラーはサブエンジン式のものが採用されており、床下のトランクは2スパン確保されています。ドアはスイング式のものが採用されています。車内は横2+2列のリクライニングシートがドア側は9列、運転席側は11列並んでおり、ドア側の後部にはトイレが設置されています。日本バス協会の会員証はドアと側面窓の間に貼られています。