今回の画像は、広島バスの848です。
装着されている「広島22ナンバー」等から判断すると、1989年式だと思われる三菱ふそう・エアロスターシャーシの5Eです。撮影時は広島駅始発で八丁堀・紙屋町・十日市・横川経由の祇園大橋行き22号線で使用されていました。広島バスといえば富士重ボディ車の印象が強いですが、最近は新車・移籍車でエアロスターも導入されており、5E自体は数がかなり減っているようです。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ)の2箇所に設置されており、後部に行き先表示の類は取り付けられていないようです。前面には「八丁堀」と書かれた紙も掲示していました。
側面窓は銀サッシのメトロ窓で、前ドアは2枚折戸、仲ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには赤色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については中ドア横に貼られているのが確認できます。