今回の画像は、サンデン交通の5129です。
装着されている「下関230ナンバー」等から判断すると、2012年式だと思われるエアロスターで、北浦営業所に所属しているようです。撮影時はどの系統かは分かりませんが、下関駅行きで使用されていました。この車輌は他社からの移籍車だと思われます。
カラーリングは前面については一般路線用の旧塗装になっていますが、側面は東京芸術大学の学生らがデザインした塗装になっているのが特徴です。こちらは巌流島の決闘をイメージしているようです。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、後にLED化改造がされています。
側面窓は逆T字窓で移籍時にスモークフィルムが貼られており、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは1+2列の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには下関柄のものが採用されていると思われます。日本バス協会の会員証は中ドア後ろの窓部分に貼られているのが確認できます。