今回の画像は、サンデン交通の53です。
装着されている「下関230ナンバー」等から判断すると、2000年式だと思われるいすゞ・エルガミオです。撮影時は四王司始発で城下町長府・前田・赤間神宮前・唐戸・入江口経由の下関駅行きで使用されていました。この車輌は下関駅~四王司線の専用車として活躍しています。元々は「53」の数字は同じで山口200ナンバーでしたが、下関ナンバーの施行に伴い現在のナンバーで再登録されています。
カラーリングは以前は一般路線用の標準塗装でしたが、最近になって新塗装に塗り替えられました。今後は既存車の塗り替えも増えていくのでしょうかね。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアの後ろ)の2箇所に設置されており、後部に行き先表示の類は取り付けられていないのではないかと思われます。側面窓には逆T字窓が採用されています。
ドアは前ドア・中ドア共に2枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットはサンデン交通では標準的ではない柄のものが採用されています。日本バス協会の会員証は中ドア後ろの窓部分に貼られているのが確認できます。