今回の画像は、徳島バスのI-312です。
車輌型式に関しては「PDG-LR234J2」だと思われるいすゞ・エルガミオです。撮影時は徳島駅前始発で元町・四国大学前・前野・広島経由の長原行き37番で使用されていました。この車輌は鳴門市営バスが導入した車輌ですが、徳島バスへの路線の移管に伴い、この車輌も鳴門市営バスから徳島バスに移籍しています。徳島バスでいすゞ車というのは珍しいように思います。
カラーリングは移籍時に鳴門市営バスの標準塗装から徳島バスの標準塗装に塗り替えられています。徳島バスにはレインボーⅡが多くいるので、あまり違和感はないように思います。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はノンステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されています。日本バス協会の会員証については側面窓の一番前に貼られているのが確認できます。