今回の画像は、西鉄バス北九州の5334です。
社番等から判断すると、1998年式だと思われる日産ディーゼル・UAシャーシのB-Ⅱ(96MC)で、弥生が丘自動車営業所に所属しているようです。撮影時は霧丘三丁目始発で広寿山・御幸町・砂津・魚町・大門・中原経由の戸畑渡場行き93番で使用されていました。
カラーリングは以前は一般路線用の旧塗装でしたが、後に現行塗装のスマートループに塗り替えられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、前面のLED式行き先表示の横には方面別の色幕も取り付けられています。新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットにはスマートループ独自のものが採用されています。日本バス協会の会員証については側面の行き先表示下の窓部分に貼られているのが確認できます。