今回の画像は、岡山電気軌道の989です。
装着されている「岡山200ナンバー」等から判断すると、2003年式だと思われるエアロスターです。前面にも社番が書かれているので、この車輌は岡南営業所岡南飛行場車庫の所属でしょうか。撮影時はどの系統かは分かりませんが、岡山駅行きで使用されていました。
カラーリングは両備グループデザイン顧問の水戸岡鋭治氏がデザインした一般路線用の現行塗装になっており、側面・後部には源吉兆庵の広告ラッピングがされています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、側面のLED式行き先表示は岡電では標準的なフリーパターン式のものが採用されています。
ドアは前ドアは4枚折戸、中ドアは4枚折戸の岡電バス(桑野営業所を除く)の大型車では標準的な組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。Hareca等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、前面にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。