今回の画像は、九州産交バスの3104です。
装着されている「熊本22ナンバー」等から判断すると、1996年式だと思われるエアロクイーンⅠです。撮影時はハウステンボス始発で佐世保駅前・高速金立・植木インター・熊本県庁前経由の熊本交通センター行きさいかい号で使用されていました。この車輌は以前は熊本と本州を結ぶ夜行バスで使用されていたようですが、現在は九州内完結の高速バスで使用されることが多いようです。
カラーリングは高速バス用の標準塗装になっており、側面にはさいかい号・りんどう号の回数券の広告が貼られています。行き先表示の方向幕は前面の行灯部分、側面のドア横腰部、後部窓部分の3箇所に設置されていると思われます。
側面窓は全固定窓で、ドアはスイング式になっています。車内は独立3列シートが縦10列並んでおり、運転席側の中央床下にはトイレが設置されていると思われます。元々は夜行バスで使用されていたこともあり、乗務員用の仮眠室も設けられています。