今回の画像は、熊本都市バスの2315です。
装着されている「熊本200ナンバー」等から判断すると、1989年式だと思われるいすゞ・LVシャーシのB-Ⅱ(58MC)です。撮影時は交通センター始発で水前寺公園前・県庁西門通り・帯山・鉄工団地前経由の託麻南行き県2系統で使用されるところだったようです。この車輌は熊本市交通局が導入した車輌でしたが、路線・車輌の都市バスへの移管に伴い、熊本都市バスに移籍しています。
カラーリングは熊本市営バス時代の標準塗装のままになっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。前面の市営バス時代は系統別の動物のイラストが描かれた板が挿し込まれていた部分は「都市バス」の板になっています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットにはオレンジ色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証は側面窓の一番前に貼られているのが確認できます。