今回の画像は、岡山電気軌道の907です。
装着されている「岡山22ナンバー」等から判断すると1991年式だと思われる三菱ふそう・エアロスターシャーシのB-Ⅱ(58MC)で、前面に黄色いステッカーが貼られているので津高営業所に所属しているようです。撮影時は三野始発で法界院駅前・榊原病院前・番町口・天満屋経由の岡山駅行きで使用されていました。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、側面のLEDは岡電バスでは標準的なフリーパターン式のものが採用されています。新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットにはグレー系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証は前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。