今回の画像は、サンデン交通の5010です。
装着されている「下関230ナンバー」等から判断すると、2007年頃にサンデン交通にやってきたと思われるいすゞ・キュービックで、新下関営業所に所属しているようです。撮影時は何処始発かは不明ですが、唐戸・入江口・細江町経由の下関駅行きで使用されていました。この車輌は国際興業バスからの移籍車で、サンデン交通には国際興業からの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、以前は企業等の広告ラッピングがされていましたが、解除されています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、移籍時にLED化改造が行われています。
側面窓は逆T字窓でスモークフィルムが貼られており、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は青色系のモケットのハイバックシートが採用されているようです。日本バス協会の会員証については中ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。