今回の画像は、鹿児島交通の1190です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2011年に鹿児島交通にやってきたと思われるいすゞ・キュービックシャーシの7Eです。撮影時は鹿児島駅前始発で金生町・天文館・鹿児島中央駅・武岡トンネル経由の西陵七丁目行きの31番で使用されていました。この車輌は小田急バスからの移籍車で、リフト装備車だったのも特徴と言えるでしょうか。
カラーリングは鹿児島交通の一般路線用の標準塗装になっていますが、以前はドルフィン150の専用車として活躍していたようです。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、側面の方向幕は小田急バス在籍時は前ドアのすぐ後ろでしたが、移籍時に移設改造されたようです。
側面窓は黒サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアはグライドスライドドアの組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには緑色系のものが採用されているようです。