今回の画像は、鹿児島交通の1593です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2014年頃に鹿児島交通にやってきたと思われる三菱ふそう・エアロスターです。撮影時は鹿児島駅前始発で金生町・天文館・鹿児島中央駅・武岡トンネル経由西郷団地行きの31番で使用されていたようです。この車輌は神奈川中央交通からの移籍車で、鹿児島交通には神奈川中央交通からの移籍車が複数台在籍しています。
カラーリングは椰子の木が散りばめられた鹿児島交通の一般路線車の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、移籍時にLED化改造が行われています。
側面窓は銀サッシの逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは1+2 or 2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証は中ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。