今回の画像は、熊本都市バスの321です。
装着されている「熊本200ナンバー」等から判断すると、2004年頃に熊本にやってきたと思われる日野・ブルーリボンです。撮影時は冨尾団地始発でNTT研修センター前・京町本丁・市役所前経由の交通センター行き京2系統で使用されていました。この車輌は新製当初は東京都交通局に在籍していましたが、その後熊本市交通局に移籍し、熊本市営から都市バスへの車両・路線の移管に伴い、熊本都市バスに移籍しています。
カラーリングは都市バスに来た当初は熊本市営の標準塗装のままでしたが、その後都市バス標準塗装に塗り替えられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、都営バス在籍時は側面のLED表示器は前ドアのすぐ後ろでしたが、熊本市営への移籍時に現在の位置に移設されています。
側面窓は黒色サッシの逆T字窓で、前ドアはグライドスライドドア、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。