今回の画像は、岡山電気軌道の931です。
社番及び装着されている「岡山22ナンバー」等から判断すると、1993年式だと思われる三菱ふそう・MPシャーシの西工B-Ⅱ(58MC)で、岡南営業所に所属しているようです。標準尺・短尺が同時に購入されていますが、この車輌は短尺(K尺)になっているようです。
カラーリングは新製当初は一般路線用の旧塗装ですが、水戸岡鋭冶氏デザインの現行塗装に塗り替えられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、LEDに改造されています。側面のLED式行き先表示は岡電バスでは標準的なフルドット式のものが採用されています。
側面窓は銀サッシの逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証は前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。