今回の画像は、熊本電気鉄道の967です。
装着されている「熊本200ナンバー」等から判断すると、2012年頃に熊本電鉄にやってきたと思われる日野・ブルーリボンです。撮影時は菊池温泉始発で富の原・辻久保・御代志・堀川・交通センター・熊本駅前経由の蓮台寺入口行き北1系統で使用されていました。この車輌は京浜急行バスからの移籍車のようです。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、前面・側面に広告等は貼られていません。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されています。京急バス在籍時にLED化されていた行き先表示ですが、移籍時に方向幕に戻されています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については前ドア横の腰部に貼られているのが確認できます。