今回の画像は、南国交通の1027です。
装着されている「鹿児島22ナンバー」等から判断すると、1999年式だと思われるいすゞ・LVシャーシの西工B-Ⅱ(96MC)です。撮影時は中別府団地始発で無線前・鹿児島駅前・天文館・鹿児島中央駅・田上経由の西陵七丁目行き14番で使用されていたようです。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、前面のバンパー部分は紺色で塗られています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓はメトロ窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は赤色系のモケットのハイバックシートが採用されているようです。日本バス協会の会員証は中ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。